日本昔話

小さなお子さん向け桃太郎の絵本紹介!

最近、桃太郎の紹介ばっかりしています!カジゴンです!

今回は、定番の昔話である桃太郎を小さなお子さんにも楽しめる桃太郎の絵本を紹介します!

今更ではありますが、改めて桃太郎の話は概ね以下の物がメジャーかと思います。

桃から生まれた桃太郎が、おじいさんやおばあさんに育てられ、ある日、悪事を働く鬼を退治に旅立つ。道中イヌ、サル、キジと遭遇し、きび団子を渡すことで旅のお供となり、協力して鬼退治を成し遂げる。成果としてお宝等を獲得して村に帰ってくる。

小さなお子さんが楽しめるポイントは以下の通り!

  • 文字数が少なく、話が簡潔にまとまっている
  • 背景がシンプルで分かりやすい絵
  • 楽しめる仕掛けが存在する

まだ、言葉が発達途中のお子さんでも楽しめるかな?と感じた絵本を集めているので是非ご覧ください!

その他にも、地域毎に特徴が派生があったり、一風変わった絵本も存在します。
そういった桃太郎については別の記事でも紹介しているので興味をもった方は是非、ご覧ください。

小さなお子さん向け桃太郎の絵本はこちらの7つ!

番号が大きくなるにつれて対象年齢も大きくなるような順番で並んでいます!

音でよむ昔ばなし1 ももたろう

絵:中山 信一
ページ数:27ページ(右開き)
出版社:文響社
発売日:2020.8.12

  • おばあさんが川で洗濯する際の「じゃぶ じゃぶ」
  • 桃太郎が大きく成長する「ぐん ぐん ぐん」
  • イヌがお供になる際の「ワン ワン」

といったオノマトペ(擬態語、擬声語)を主体に桃太郎の話が進んでいきます。
絵と音で楽しむため、1歳前後のお子さんでも、楽しみやすい作りです。
カラフルで大きな絵とリズミカルな音で、お子さんの発語を促すのにとても役立ちます。

  • オノマトペ(擬声語、擬態語)が主体の1歳前後のお子さん向けの桃太郎
  • 絵と文字数はとても少なく、お子さんの発語を促すのに向いています

ももたろう(はじめてのめいさくえほん)

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¥770
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作:いもと ようこ
ページ数:22ページ(右開き)
出版社:岩崎書店
発売日:2001/4/30

“いもとようこ”さんの可愛らしく、暖かみを感じる絵で表現された桃太郎です。
白背景が多く、1歳ごろの小さなお子さんにとっても見やすい絵本になっています。

話も簡潔にまとまっています。
鬼ヶ島についた次のページでは、桃太郎が「えい!」「やぁー」で鬼をすぐにやっつけています!小さなお子さんには、このスピード感のある展開が集中力が切れることなく楽しめる理由ともいえます。

巻末には童謡の歌詞や楽譜が載っているため、親子で歌って楽しむことができるの魅力です。

  • 可愛い絵と白背景で1歳ごろの小さなお子さんも親しみやすい
  • 巻末に同様の歌詞と楽譜あり
  • 内容が少し細かくし、2歳~3歳ごろに適したVerの絵本も存在。

ももたろう (ふぁーすとぶっく―名作シリーズ)

ももたろう (ふぁーすとぶっく―名作シリーズ)
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文:蘭 巴 絵:原田 治
ページ数:20ページ(右開き)
出版社:小学館
発売日:1999/4/10

ページが少なく、お子さんも飽きずに楽しむことができます。
イラスト色彩がはっきりとして見やすく、なじみやすい印象を受けます。

  • ページが少なく簡潔にまとまっている為、1歳中ごろのお子さんも楽しめます
  • 値段が安く手軽に買える

ももたろう (はじめてのめいさくしかけえほん)

ももたろう (はじめてのめいさくしかけえほん)
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絵:さいとう まり
ページ数:18ページ(左開き)
出版社:学習研究社
発売日:1998.7.6

話は非常に簡潔にまとまっています。この絵本の主役は”仕掛け”です。話を聞くだけではなく、自分が仕掛けをめくって参加できることで、桃太郎を楽しむことができます。

主な仕掛けは以下の通りです。

  • 桃から桃太郎が産まれるシーン:桃を開くと桃太郎が登場!
  • イヌやキジ、サルにきびだんごをあげるシーン:きびだんごを「どうぞ!」と渡せます!
  • 鬼との戦闘シーン:戦闘の様子がめくるたびに変わり、臨場感が!

仕掛けがあることで、1歳中頃の小さなお子さんにもオススメです。

  • 桃太郎の誕生シーンや鬼との戦いなど仕掛けが満載!
  • 1歳中頃から2歳ごろのお子さんにオススメ!

ももたろう (はじめてめいさく) 

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¥330
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絵:わらべ きみか
ページ数:28ページ(右開き)
出版社:ひさかたチャイルド
発売日:2007/12/1

短く、テンポの良い文章で聞きやすい絵本です。
登場人物が1ページに大きく描かれているので初めて桃太郎を読むお子さんにも親しみやすい絵本になっています。

  • 1歳中頃~2歳のお子さん向け
  • 絵の線が大きく、1ページに登場人物が大きく描かれている為、見やすい作り

ももたろう (てのひらむかしばなし)

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¥946
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文:長谷川 摂子 絵:はた こうしろう
ページ数:36ページ(右開き)
出版社:岩波書店
発売日:2004/7/15

桃太郎の誕生する際の泣き声が激しいこと激しいこと!
実際の赤ん坊の力強さを表現されているように感じました!

最後のページには”とっぴん ぱらりの ぷう”と書いてあります。
これは秋田の方言で”めでたし めでたし”という意味です!

締めの言葉に地域の特徴を感じられるのも面白いですね。

  • 鬼の悪事や旅に出る際の準備がしっかり書かれているため、2歳~3歳のお子さん向けの桃太郎
  • 最後の”とっぴん ぱらりの ぷう”は秋田の方言で”めでたし めでたし”

ももたろう (よい子とママのアニメ絵本 にほんむかしばなし)

作:平田 昭吾
ページ数:46ページ(左開き)
出版社:ブティック社
発売日:1999.12.31

46ページもあり、小さなお子さん向けに入れるかは悩みましたが、アニメ調の絵に対して、3歳と1歳の娘の興味を持っていたので、紹介します!

この絵本は、鬼退治後の話が描かれています。簡単に紹介すると以下の通りです

鬼退治を無事終えて、鬼に奪われた宝を元の持ち主や困っている人に渡します。
桃太郎の優しい姿をみた将軍様が関心し、姫と結婚し、桃太郎はお侍さんになることができました。

上記の展開を通して、人にやさしくすることの大切さを学ぶことができる桃太郎になっています。

  • 年長さん以上のお子さん向け
  • 宝を取り戻した後の話が描かれている
  • 値段が安く手軽に買えるが、話は王道の桃太郎がしっかりと書かれている

最後に

桃太郎には以下の教訓があると私は考えています。

  • 仲間と協力する大切さを学ぶことができる
  • 勧善懲悪物語であり、善悪について考える機会になる
  • 人を思いやり、人の為に行動することの大切さを学ぶことができる

これらを言葉で伝えるのは意外と難しいです。
しかし、絵本を通してなら言葉よりも数倍、伝わりやすくなります。

小さなお子さんでも楽しめる桃太郎の絵本を通して、皆さんのお子さんの成長に少しでも良い影響があれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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