今日は少し絵本の魅力やオススメについて紹介ではなく番外編です。
皆さんは今、巷を騒がせている【ChatGPT】をご存じでしょうか?
ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な自然言語処理モデルです。GPTは、「Generative Pre-trained Transformer」の略称で、トランスフォーマーと呼ばれるニューラルネットワークのアーキテクチャを採用しています。ChatGPTは、人工知能を用いた自然言語の生成や応答生成の分野で高い性能を発揮しています。ChatGPTを用いることで、様々なテキストに対して自然で適切な回答を生成することが可能になります。
ChatGPT
ChatGPTに対して「ChatGPTってなに?」と質問した際には上記のように返答が来ます。
ブログの筆者はパソコンやAIにはあまり詳しくないので、「ChatGPTを子供にも分かりやすく説明してください」と返答してみます。
ChatGPTは、大きなコンピューターの中に入っている「おしゃべりの先生」みたいなものです。この先生は、たくさんの話を聞いて勉強したので、質問に答えたりお話したりすることが得意です。あなたが何か質問をすると、先生は自分が学んできた知識をもとに、答えを考えて返してくれます。ChatGPTを使うことで、たくさんのことを聞いて勉強したおしゃべりの先生が、いつでもあなたのお話し相手になってくれるんです。
Chat GPT
これなら筆者でも分かります!!
これは使い方としては序の口なようで、【カジゴンを主人公に泣ける小説を書いて】とお願いすれば瞬時に小説を書いてくれたり、データと一緒に【このデータを表にまとめて】とお願いすれば瞬時にデータをまとめてくれたりするようです。
機会に疎い筆者でも、「すごい時代だなー」と感心しています。
※Chat GPTの凄さの1%も理解できていません。
そこで、今回はChat GPTに対して、日本昔話達の読み聞かせをお願いしてみたらどうなるかな?と思ったので、実施し結果をまとめてみました。
目次
Chat GPTに桃太郎をお願いしたら
「桃太郎の読み聞かせをして」
昔々、あるおばあさんが川で洗濯をしていると、桃が流れてきました。おばあさんは桃を拾って家に持ち帰り、桃を切ろうとしたところ、中から可愛い赤ちゃんが出てきました。おばあさんはその赤ちゃんを育て、名前を桃太郎と名づけました。
桃太郎は成長してから、鬼が人々を襲っているという噂を聞きました。桃太郎は一緒に旅をする仲間たちを作り、鬼を退治するために出発しました。
途中で、桃太郎たちは犬、猿、キジを仲間に加え、鬼のいる島へ到着しました。鬼たちは桃太郎たちを見つけると襲いかかってきましたが、桃太郎たちは力を合わせて鬼たちを退治することに成功しました。
そして、桃太郎たちは人々から英雄として称えられ、平和な日々を送ることができました。
Chat GPT
流石Chat GPTです。桃太郎の話も完璧に網羅しています。
では、少しアレンジを加えてみます。
「桃太郎を現代風にアレンジしてみて」
ある日、深夜に川で釣りをしていた男性が、川底から光るものを見つけました。近づいてみると、それは発光する桃でした。男性は驚いて桃を拾い上げ、家に持ち帰りました。
家に帰って桃を開いてみると、中から驚くべきものが出てきました。それは、未来の戦士である桃太郎でした。男性は彼を育て、彼が成長するにつれて、彼は驚異的な力を持つことに気付きました。
ある日、ニュースを見ていた桃太郎は、人々を襲っているというテロリストのグループがいることを知りました。桃太郎は、テロリストの脅威を防ぐために、仲間たちを募り、彼らと一緒に戦うことを決めました。
桃太郎たちは、熟練した技術を持つ犬のコンピューターハッカー、知識と知恵を持つ猿の情報収集者、そして飛行能力を持つ鳥の偵察員を仲間に加えました。彼らは、テロリストグループのアジトに向かい、桃太郎の強力な能力と、仲間たちの技術を使って、彼らを撃退しました。
そして、彼らは人々から英雄として称えられ、平和な世界を築くために一緒に戦い続けました。
Chat GPT
桃太郎が未来の戦士になっています。また、鬼はテロリストになって現代風にアレンジされています。
犬がコンピューターハッカーになっていて、異様にハイスペックになっていてここぞの場面で活躍しそうですね。
Chat GPTに”花咲かじいさん”をお願いしたら
「花咲かじいさんの読み聞かせをして」
昔々、ある村に、花咲かじいさんという老人が住んでいました。彼は、毎日のように山へ出かけ、美しい花を摘んで村に持ち帰り、人々に贈っていました。
ある日、花咲かじいさんは、山で若い男性に出会いました。男性は、花咲かじいさんが摘んでいた花に心を奪われ、彼に「あの花を手に入れるために、どうすればいいですか?」と尋ねました。
花咲かじいさんは、男性に「山の奥深くにある花畑に行くと、その花を手に入れることができるよ」と答えました。しかし、花咲かじいさんは、その花畑が危険な場所であることを知っていました。
それでも男性は、花を手に入れたいと思って、山の奥深くにある花畑へと向かいました。しかし、途中で崖から転落してしまい、重傷を負ってしまいました。
花咲かじいさんは、男性を助けるために山へ向かい、彼を見つけ出し、村へ連れ帰りました。男性は回復し、花咲かじいさんに感謝の気持ちを伝えました。そして、花咲かじいさんは、その感謝の気持ちを受け止め、彼に美しい花を贈りました。
Chat GPT
花を咲かせるおじいさんではなく、花配りおじいさんになっていますね。
一般的な”花咲かじいさん”とは異なりますが、このバージョンの花咲かじいさんも見てみたいと思ってしまいました。
- 自分が持っているものを惜しみなく人々に与えることが、人々の幸福につながる。
- 誰かを助けることは、その人にとってだけでなく、自分自身にとっても良いことである。
といった教訓も含まれているのが素晴らしいです。
Chat GPTに”さるかに合戦”をお願いしたら
「さるかに合戦の読み聞かせをして」
昔々、ある日、さるとカニが川で出会いました。さるは木から落ちたおにぎりを、カニは砂の上に置き忘れた餅を持っていました。二人は、相手のものが自分のものよりも美味しそうだと思い、互いに交換しようと提案しました。
しかし、さるとカニはどちらが正しいのかを決められず、周りの動物たちに相談することにしました。すると、クマが裁判長になって、動物たちを集めて裁判を開くことになりました。
裁判では、さるとカニがそれぞれ自分の主張を述べ、証言者たちも証言しました。しかし、裁判長のクマは、どちらが正しいのかを判断できず、最終的には、おにぎりと餅を両方持っている大猿に審判を任せることにしました。
大猿は、さるにはおにぎりを、カニには餅を与えました。さるとカニは、自分たちが裁判で負けたことに腹を立て、仲間を集めてさるかに合戦を始めてしまいました。
さるは木の上から、カニは川の中から攻撃を仕掛け、激しい戦いが繰り広げられました。最終的には、両者傷つき疲れ果てて、戦いは終わりました。
Chat GPT
裁判?
そして裁判長のクマが仕事をしていないような…
ちなみにChat GPTに上記の教訓を聞いてみると
争いやトラブルを回避するためにはどうすればよいかという教訓が含まれています。
Chat GPT
ということでした。確かに、争いやトラブルを回避することはとても重要ですね。
少しぶっ飛んだ内容でしたが、話としては興味をそそります。
オリジナルの絵本を作ってとお願いしてみたら
最後に、Chat GPTに絵本の話を作ってみてとお願いしてみました。
「カジゴンを主人公にした、絵本の話をつくってください」
タイトル:「カジゴンの冒険」
カジゴンは小さな恐竜で、いつもみんなにからかわれていました。彼はひとりぼっちで、友達もいなかったので、毎日が寂しい日々でした。
ある日、カジゴンは森の中で迷子になってしまいました。彼は泣きながら歩いていたところ、大きな岩の前で立ち止まりました。そこで、彼は不思議な声を聞きました。「おお、カジゴンよ、その岩を押してみてみなさい。」
カジゴンはびっくりしましたが、不思議な声に従って岩を押してみると、そこには隠された洞窟が現れました。カジゴンは中に入ってみると、そこには謎めいた宝物がたくさんありました。
宝物に興味を持ったカジゴンは、その中にあった宝石を手に取って、眺めていると、突然、ドラゴンが現れました。ドラゴンは宝石を取り上げようとして、カジゴンと戦いを始めました。
カジゴンは小さい体で戦うことに苦戦しましたが、彼は勇気を出してドラゴンに立ち向かいました。彼はドラゴンをたくさんのトラップに誘導し、最後には自分が穴に落としたところを、大きな岩でドラゴンを押し潰しました。
カジゴンは勝利し、宝石を手に入れました。しかし、彼は宝石を手にしても、それが本当に必要なものか、自分が本当に求めているものか、考えるようになりました。
結局、カジゴンは宝石を手放し、代わりに友達を作ることを決意しました。彼は勇気を出して、他の恐竜たちに話しかけ、友達を作ることに成功しました。
カジゴンは、自分が小さい体でありながら、勇気を出して戦うことで、自分自身の力を見つけることができたことを学びました。そして、友達を作ることが本当の宝物であることを知り、幸せな日々を過ごすようになったのでした。
Chat GPT
いやはや、凄くないですか?
これが20秒ほどで完成するんですよ?
教訓についても
- 自分自身の力を信じ、勇気を持って挑戦することが重要である
- 友達を作ることが本当の宝物であり、物質的なものよりも、心の豊かさや人間関係が大切である
素晴らしいです。
AIの進化はすごいですね。筆者が絵本を作るよりもいい絵本の話が簡単に作られます。
ただし、AIでも作れない素晴らしい絵本が世にはたくさんあります。
今後もそういった絵本を紹介していけるように記事を記載するので今後ともよろしくお願いいたします。
Mahalo!!